導入事例紹介

廃業リスクを解決した導入事例

ランサムウェアによる廃業リスクを解決したリフォーム会社様

業 種:リフォーム工事業
所在地:国分寺市
資本金:500万円
従業員:4名

2018年に個人事業主から株式会社に組織変更をされた住宅リフォーム会社様です。

弊社とのお付き合いは2018年5月のゴールデンウィークが明けたころにお問合せをいただいたところから始まりました。

最初のお話は「ITに詳しくないのでランサムウェア対策は何をしたらいいのか教えてほしい」というご相談でした。

正直なところ「珍しいご相談だな」と感じました。

大企業や中堅企業が「事業データを暗号化されて身代金要求を受ける被害に遭った」というランサムウェア被害のニュースが毎週のように報道されています。

でも、突然パソコンが使えなくなるという被害は一見して「パソコンの故障」と間違えられ、ランサムウェア被害と気付かないことも多いのです。

大企業はランサムウェア対策に積極的に取り組む反面、一人社長様や少人数企業経営者様がランサムウェア対策に取り組むご相談はあまり頂くことがありません。

 

後日に面談のお約束を頂いてお話を伺ってみると、渡辺社長(仮名)がランサムウェア対策を気にしている理由が分かりました。

「20歳の時に内装工事の手伝いから始めて、15年間職人としてやってきました」

「ありがたいことに色んな方に可愛がってもらえて、去年独立した後も孫請けですが順調に仕事をいただけています」

「ただ、独立当初から仕事をまわしてくれていた二次請けの会社さんが半年前にランサムウェアに感染して大パニックになったのを間近で見ていたんです」

「それはもう見ていられないほどのパニックでした」

「サーバーとバックアップの両方がやられたらしくて、ほとんど全部のファイルが使えなくなったそうです」

「施工中の現場やこれから着工する工事の図面も工程管理も職人の手配スケジュールも、請求データも全部使えなくなったと営業さんが慌てていました」

「関係先に事情を説明して資料集めの協力をお願いしたそうですが、遅れと混乱でうちを含め協力会社さんにかなり迷惑をかけてしまったと聞きました」

「元請けさんにも話を上げたそうなんですが、説明を求められてもよく分からないから答えられないし、感染させられると困るからメールは禁止して全部FAXにしてくれ、再発防止策を書類で出してくれとか、ただでさえ大変な時に次々と要求されて、そんなのできるわけないだろうって、本当にかわいそうでしたよ」

「その営業さんも心労で退職してしまって、その会社は今も続いていますが、半分くらいの人が辞めてしまって元通りになるのはなかなか難しそうです」

「最近になって自分も協力会社さんに仕事をまわせるようになってきたんですが、そのことが忘れられなくて、何もしないとうちもああなってしまうのかなって不安があったんですよ」

このお話を聞いて渡辺社長がなぜランサムウェア対策の相談を求めてきたかが腑に落ちました。

 

ランサムウェアは感染先にあるサーバーやパソコンのデータを全て暗号化して使えなくするコンピューターウイルスです。

これは「パソコンの問題」のように見えますが、実際には渡辺社長が見た通り、ランサムウェアは「事業そのもの」を破壊します。

 

私は渡辺社長に今はどんな方法で事業データを守っているのかをお聞きしました。

「仕事のデータは全てノートパソコンに入れています」

「壊れた時の為に事務所にいる時は外付けのハードディスクにもデータのコピーをとっています」

「でも、あの会社はでっかいサーバーもあって、ちゃんとバックアップもしていたけどダメだったんですよね」

「そう思うと、コピーをとっているから大丈夫って、本当に大丈夫なのか不安を感じています」

 

渡辺社長が行っている「手動で外付けハードディスクにコピー」は「コピーをしておけば大丈夫」という危険な誤解です。

たまにしか追加しない家族写真などの保管では有効ですが、毎日追加や編集を行う事業データを守る備えとしては間違いである理由を3つお伝えしました。

1.手動で行うコピーは「不定期」に行われ、「コピーの抜け漏れ」も起こりやすいので、トラブルの復旧に使おうとしても「データが古い」「データが足りない」など、役に立たない場合が多いこと。

2.ランサムウェアは自分を複製してドライブ内に散りばめて「潜伏」するため、感染に気付かず外付けハードディスクにコピーをすると「ランサムウェアも一緒にコピー」してしまうこと。

3.ランサムウェアが暗号化を始めた時に外付けハードディスクが接続してあると「外付けハードディスクも一緒に暗号化」されてしまうこと。

 

私の説明を聞くと、渡辺社長は顎に手をあてて考えていました。

「コピーを取っていれば何かあっても大丈夫だろうと、漠然と考えていました」

「故障した時はどうか、ランサムウェアに感染したときはどうかと、トラブルの種類によってデータの復旧方法が違うというのはまったく考えてなかったです」

「しかもコピーをとっていると言いながら、正直ここ2、3日はやってない気がします」

「今、パソコンに外付けHDDを繋げてあるので、その状態でランサムウェアに感染したら全部パーってことですよね」

 

ランサムウェアによって廃業の危機に陥った会社を目の当たりにし、自分はそうなりたくないと思った渡辺社長。

しかし、安全のために行っていたコピーが「もしもの保険」になっていないことに気が付きました。

 

「ユーネスさんはこういう相談の専門家なんですよね?」

私は少し遅めの自己紹介をして、データ保護技術に専門特化したITエンジニアであること。

ユーネスが自社を守るために使っているデータ保護技術をサービスとしてご提供していること。

事業データを守ることが、経営者様の命と事業継続を守ることにつながると信じていることをお伝えしました。

 

これからもっと受注を増やしたい、若い人が入ってきやすいようにスタッフの待遇を改善したい、そのためにもっと営業に集中して利益を底上げしたいと未来を語られた渡辺社長は、今も国分寺市を中心に元気に営業を続けておられます。

 

【データ保護特化型ファイルサーバーの導入を決めた理由はなんですか?】

実は立川駅前の家電量販店と事務機器の販売会社にも同じ相談をしました。

でも、自分がやっていたように「データのコピーをとっていれば大丈夫ですよ」という話しか返ってきませんでした。

パソコンを売っているならユーネスさんと同じような専門的なアドバイスがもらえると思っていたらそうじゃなかった。

パソコンを売っているからといってデータの守り方を知っているわけじゃないんだな、と感じました。

データを失ってからでは遅いので、やっぱりデータ保護を得意としているユーネスさんにお願いすることにしました。

 

【導入から3年が経ちましたがデータ喪失はありましたか?】

もう3年経ったんですね。

このファイルサーバーを入れてからデータを失うトラブルは一度も起こってないですね。

何度か間違って自分で消しちゃったことがありましたけど、ユーネスさんがすぐに前日のデータから戻してくれますから安心しきってます。

昔はランサムウェアの心配をしてましたけど、今じゃパソコンの操作を間違えるとシャッチョムウェア(シャチョーのダジャレ)とスタッフに茶化されます。

 

【事業データの保護に悩む経営者にアドバイスをお願いします】

技術の話は、やっぱり専門の業者さんに頼むのが一番だと思います。

うちもお客さんに同じことを言いますし、お客さんからもそう言われます。

いまだにITはよく分かってませんが、独立の相談に来る職人には「事業データを守れ!ファイルサーバーを絶対入れろ!」って説教するようになりました(笑)

 

※企業セキュリティーポリシーとプライバシー保護の為、企業、及び個人情報保護に配慮して掲載しております。
※記載内容は実際のヒアリングを基にしておりますが、一部変更を加えて掲載しております。
※画像はすべてイメージです。

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